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<2001年9月>




2001年9月30日 (日)
ハンズで買い物。
ビッグアートで作業。

夕食は友人ケイさんとエムとエスくんと回転寿司を食べる。
座ったカウンターの目の前に鏡があり、顔を上げる度に自分と目が合うので落ち着かない。
[本日の脳内音楽]
幸わせの小道(Cocco)/CHANGE YOURSELF!(布袋寅泰)

2001年9月29日 (土)
衝動的に髪型を変える。

高校の同級生だった友人ケイが奥さんと一緒にビッグアートへ遊びに来る。大学のときに同窓会で会って以来なのですごく久し振り。
東神奈川駅での待ち合わせに少し遅れて着くと2人は既に待っている。シーさんというお名前の奥さんは事前に聞いていた断片的な情報から想像していた人物像とは美人だという点を除いてまったく違う。
同じく同級生だった友人エフも来るという。エフとは卒業後初めて会う。到着を待って皆でビッグアートへ向かう。

ビッグアートの中を一通り案内してから、イースタン・ラリアートとして現在2階でおこなわれている「mass-life 升生活」の展示を観る。ちょうどキュレーションを担当されたティーさんがいらっしゃったので、レクチュアも受けることができる。

昼食。高校の頃の話はかなり忘れている。ということにケイやエフと話していて気付く。
しかし2人とも高校の頃とあまり変わっていない。ケイがやや痩せ、エフがやや太ったか。しかしそれさえも曖昧な記憶の中の高校生2人との比較に過ぎないのだけれども。

その後、もうひとつのイベント「スクラップ祭り」を体験する。
これは予め用意された地図を見ながらビッグアート周辺の道端等に設置された小さな作品とそのキャプションを順番に探し出していくというもの。
各々の作品は思わぬ場所に設置してあり、それを見付けるのがとても楽しい。また、キャプションは順番に辿っていくとひとつの物語になるという凝ったものになっている。
中にはどうやって設置したのかわからないような場所にも作品が置いてあったりし、ついつい夢中で歩き回ってしまう。

夕食は中華街で食べることになり、横浜駅でこれから仕事だというエフと別れて電車に乗る。
石川町駅で同じく高校の同級生だった友人ティーとティーの恋人ジェイさんの2人と合流。
ティーとも卒業以来初めて会う。店を選びながら色々話す。そしてやはり自分の記憶力の脆弱さを思い知る。
適当な店に入り、夕食。食事をしながら話しているうちに段々とあの頃のことを思い出してくる。もう10年以上前の話だ。
27歳になって会社勤めを5年以上も続けている自分や、こうして地元から遠く離れた横浜で同級生と食事しながら話をすることなど、あの頃は1ミリも想像していなかったなきっと。面白いなあ。

食事後、解散。ケイとシーさんと途中まで同じ電車に乗り、ビッグアートに少し寄ってからTSUTAYA桐野夏生「ジオラマ」を購入して帰宅。
[本日の脳内音楽]
あの娘と別れて朝が来た(さねよしいさ子)/幸わせの小道(Cocco)

2001年9月28日 (金)
インフラの不調は相変わらず。

夜は会社の呑み会。部全体なので人数が多く疲れる。

ギトギトハスラ→の「G★G★H2」を購入して帰宅。
[本日の脳内音楽]
Rainbow(Cocco)

2001年9月27日 (木)
今日は別のネットワークインフラが不調。ううむ。

映画「チアーズ!」を観るべく会社を早く出て渋谷のシネマライズへ向かう。
「チアーズ!」は高校のチアリーディング部に所属する女の子が主人公のアメリカ映画で、乱暴な括りかたをすれば「青春もの」ということになるのだろうか。観客は7割程度が女性で占められている。もっと女性の割合が高いかと思っていたけれども、意外と男性も観ている。
内容は期待以上に面白い。ストーリーは青春ものの王道で、細かい点で綻びはあるけれども良くできている。登場するキャラクターも皆個性に溢れていて魅力的。この点はやはり民族の多様性では群を抜いているアメリカならではだと思う。
そしてチアリーディングのシーンは勿論だけれども、その他のシーンでも音楽がふんだんに流れており、それが見事に調和している。音楽と映像のシンクロ具合、テンポの良さが素晴らしい。
文字通り観ると応援され、テンションが上がる楽しい映画だと思う。

帰りにHMVに寄り、ナタリーワイズ「ザ・マーブルトロン・セッションズ 2001/06/11-06/14」を購入。

ついでにブックファーストにも寄る。
ブックファーストに来る度に検索端末でレナード C.リュインの「アイアンマウンテン報告」を検索し、結果を印刷して店員に渡すのだけれども毎回少し探しては「すみません、無いみたいです」という回答を貰う、というのがここ1年くらいの習慣になっている。
この本は山形浩生さんが訳してらっしゃるということもあり、是非読んでみたいと思っているのだけれども、毎回同じことの繰り返しだった。検索結果は在庫有りになっているのだけれども。
今日も取り敢えず同じことをやってみる。「こちらですね」と、あっさり見付けられる。ううむ。
ずっと探していたこの本がこんな時期に手に入るというのは少し因縁めいたものを感じる。取り敢えず購入。読みながら帰宅。
[本日の脳内音楽]
Rainbow(Cocco)/ひよこぶたのテーマpart2(Cocco)/Beat Emotion(布袋寅泰)

2001年9月26日 (水)
会社で利用しているネットワークインフラが不調。
原因が自分側に無いトラブルで責められるのは大変ストレスが溜まる。完全な素人相手に説明してもまったく理解して貰えず、上司に直接クレームの電話をされてしまう。ううむ。

マッサージに行く。
良く利用するこのマッサージ屋は施術するかたの殆どが韓国もしくは中国の人(と書くと風俗のようだけれども残念ながら普通のマッサージ屋)なのだけれども、今日担当された人が先日変えた私の髪型に対してしきりに「すっげえなあ」というコメントをされる。
もう既に半年以上、月に2〜3回のペースで利用しているのだけれども初めて仕事は何なのかと訊ねられもする。唇にピアスを空けた時ですら流されたのに。そんなにインパクトがあるのかこの髪型。

安田弘之「ちひろ」購入。
[本日の脳内音楽]
Rainbow (Cocco)/甘い恋(小島麻由美)/うそつくのに慣れないで(Chara)
#「Rainbow」がビデオクリップのCoccoさんの映像と共に頭にこびりついている。

2001年9月25日 (火)
会社帰りに渋谷へ。ブックファーストやHMV等をぶらぶらと回る。
夕食はゆうじで肉を焼く。控え目に。骨髄の刺身がメニューから消えたのはやはり狂牛病の影響なのだろうか。

ゆうじを出たときに偶々前を通っていたカップルがゆうじを見て交わした会話。
「焼肉かあ。狂牛病恐くない?」「ねー。焼肉だけじゃなくてもう牛肉は全部恐いよね」「じゃもう、あれとかも食えねえな。コンビーフとか」「え、コンビーフは馬の肉でしょ」「え、馬なの?」「だって前に見たときに原材料のとこに『馬肉』って書いてあったよ」「マジで? それで『コン』って付くんだ」「そうじゃない?」「ふーん」
突っ込みどころ満載。
[本日の脳内音楽]
甘い恋(小島麻由美)/Rainbow (Cocco)

2001年9月24日 (月)
横浜で買い物。その後ビッグアートで作業。友人ケイさんのお手伝い。

友人ワイとケイさんとで夕食を食べに金龍門へ。注文を終えたあたりで友人エムからケイさんに電話があり合流、4人で色々話をしながら食事する。
ジパングがそんな漫画だったとは。
[本日の脳内音楽]
Rainbow (Cocco)

2001年9月23日 (日)
昼頃起き出す。
不在で受け取れなかった平沢さんのチケットを受け取りに行き、食事をして髪を切る。

ビッグアートに友人ティーが来るので会いに行く。ティーさんと一緒に車で到着したティーと喋っていると、友人エムやケイさん、ワイさん達も到着。
少し喋ってからケイさんの作業を手伝い、その後ティー、エム、ティーさん、ケイさんと私の5人で食事する為に出かける。横浜の鳥良へ。
色々喋りつつ結構な量を食べる。とても楽しい。

車で帰るティーとティーさんを見送った後、エム、ケイさんとエム宅で麻雀をすることになり移動。
が、牌を取り出して点棒を数え始めたときに友人ケイさんから携帯に電話。少し酔っているようだ。中断してひとしきり話すというか話される。
電話が終わり、Coccoモーニング娘。岡村靖幸のDVDを流しながら朝まで麻雀。徹夜で観る岡村ちゃんは無茶苦茶面白い。
[本日の脳内音楽]
(E)na (岡村靖幸)/Rainbow (Cocco)

2001年9月22日 (土)
昨日買ったチョコエッグ2個が今度は両方ともジュゴン。ミズクラゲが欲しいだけなのに。

HMV小島麻由美「My name is Blue」、キリンジ「3」を購入。

DCPRGのライブを観に渋谷クアトロへ行く。
ゲストのBOATPANIC SMILEは名前しか知らなかったのだけれども、両方とも格好良い。DCPRGのゲストになるのも納得のいく音楽性。
そしてDCPRGも素晴らしい。フロアも最初は戸惑い気味だった(おそらくDCPRG初体験の)客が多かったけれども、最後は皆がんがんに踊っている。端のほうで椅子に座っている人達はじっとしていられたのかしら。
[本日の脳内音楽]
コトノハ(元ちとせ)/普通の恋(SPANK HAPPY)/東京タワーの歌(寒空はだか)

2001年9月21日 (金)
昨日買ったチョコエッグ2個が両方ともアカゲラ。いきなり被る。

仕事が突発的に忙しい。

夜、同僚ケイさん、ケイくん、ビーさん、ティーさんと東昇へ行こうという話になるが、仕事が終わらず先に行ってもらう。
結局、片付いたのは東昇の閉店10分前。行けない旨電話しようと思っているとケイさんから「料理が残っている(から片付けに来い)」との電話がある。閉店時間を過ぎてから店に着き、残っていた料理を10分強ですべて平らげる。せわしない。おいしいけれども。

帰りにまたうっかりチョコエッグを2個買う。
[本日の脳内音楽]
コトノハ(元ちとせ)/普通の恋(SPANK HAPPY)/東京タワーの歌(寒空はだか)

2001年9月20日 (木)
帰りの満員電車の中で、吊り革につかまりながら缶入りのアルコール飲料を呑みパック入りのおつまみを食べ大声で喋りつつ時折よろける、という芸当をやってのける酔っ払い2人のすぐ傍に立つ羽目になる。
JR及び各私鉄は駅でアルコールやおつまみ類を売るのを禁止してください。もしくは酒気帯び者禁止車両の導入を。

マッサージに寄って帰宅。
途中でうっかりチョコエッグを2個買う。
[本日の脳内音楽]
コトノハ(元ちとせ)/インターナショナル・ラブ・コンフェランス(SPANK HAPPY)/東京タワーの歌(寒空はだか)

2001年9月19日 (水)
アメリカはやりたい放題だなあ。

会社帰りに同僚ケイさん、ビーさんとラーメン屋で食事。食べ過ぎる。
サイゾー」「Web Designing」購入。
[本日の脳内音楽]
コトノハ(元ちとせ)

2001年9月18日 (火)
与論島で撮った写真が上がってくる。あれがまだほんの2、3日前の話だとは。

夜はお土産と誕生日祝いを渡しがてらケイさんとdenで食事。が、待ち合わせに大遅刻し怒りを買う。
でき上がった写真を見せたり、水着を現地調達して海で泳いだ話等をすると、あなたがそんなことをするとは、と心底感嘆される。私もそう思う。
ケイさんは手術後、未だ本調子ではないらしく明日病院へ行くとのこと。ただ、長年「そんなものだ」と思っていた症状が劇的に改善されて大変快適だという。ほほう。

帰りに同僚ビーさんから寒空はだかさんの「東京タワーの歌」のCDを手に入れた旨のメールが携帯に。おお。明日聴かせて欲しいと返信。
[本日の脳内音楽]
無し

2001年9月17日 (月)
会社帰りに同僚ケイさん、ビーさんと夕食。場所移転後、初めて東昇へ行く。
友人エムが日記に書いていた通り、女性の店員さんが全員赤いチャイナドレスを着ていらっしゃる。ちょっと驚く。
そして女将さんの全方位性の人懐こさと愛想の良さも変わっていない。華僑ってすごいなあ、と穿った感想を抱いてみたりする。
勿論、新メニューも増えたりしながら相変わらずおいしい。

与論のお土産を置きにビッグアートへ。
エムがオークションで競り落とした6台目の自転車(リカンベント)にスタンドを付けるべく加工している。
加工が終わった自転車を階下へ降ろすのを手伝い、ついでに乗せてもらう。とても乗り難い。ホイールベースが長い上にハンドルが妙にクイック、おまけに横たわるように座る姿勢の為に重心は完全にリアにあるという三重苦で5秒と保たない。
さすがにエムはかなり練習したようで、わりと楽に乗りこなしてみせる。慣れると楽なのだろうか。
[本日の脳内音楽]
Guitarist(詩人の血)/Vegetable(岡村靖幸)

2001年9月16日 (日)
与論島最終日。
皆は朝早く起きて浜へ遊びに行く。元気だ。私はパスして朝食まで寝る。

ホテルをチェックアウトし、レンタカーを借りて鍾乳洞へ向かう。が、管理しているタクシー会社(!)に問い合わせると現在は開けてないとのことで断念。

今日は大潮ということなので、一昨日見ることのできなかった「完全に表出した百合が浜」を見に行く。
海岸に着くと確かに沖合に砂地がぽつんと現れており、船で渡った人達が遊んでいる。成程楽しそうだ。
時間が無い為、私達は渡らずレンタカーを返しにホテルへ戻る。
そのまま卓球などしながら与論空港行きのバスが出るまでの時間を潰す。

時間が来たのでバスで空港へ。
小さな飛行機に乗るが、私の座るのが最後部にしか無い真ん中の座席。当然正面は最前部まで一直線の通路で、水平飛行に入ってシートベルトを外しているときに飛行機が急ブレーキをかけると、理論上は飛行機がそれまで出していたのと同じ速度で私だけが操縦席のドアまで到達できることになる。
落ち着かない気分のまま那覇空港へ向かう。

那覇空港でソーキそばと豆腐チャンプルーを食べてお土産を買うと、もう羽田行きの飛行機の搭乗時間。慌てて乗り込む。
雑誌を読んだり日記を書いたりしていると2時間はあっという間で、羽田着。そのまま解散して帰宅する。

関東も暑いなあ。
[本日の脳内音楽]
天体観測(BUMP OF CHICKIN)
# すごくうろ覚えでストレスが溜まる。

2001年9月15日 (土)
今日は別行動。
アイくん、ケイさん、ビーさん、エムさんはダイビングへ。
私はケイくん、ティーさんとレンタカーを借りて島内を回る。

最初に「ヨロン焼き窯元」へ寄る。民家と作業場が一体になっているような施設。
陶芸体験ができるということなのでやってみることにする。店番をしていたお婆さんにお願いすると作業場と覚しき建物に通されて、粘土と道具を渡され簡単な説明をされる。が、その後は完全に放任。3人で勝手に進める。

見様見真似で作業していると、店番のお婆さんのお孫さんと思われる小さな女の子が現れる。観光客の相手をするのが面白いらしい。
最初のうちは遠巻きに様子を伺っているけれども、こちらから声を掛けたりしていると段々積極的に話をしてくれるようになり、名前も教えてくれる。取り敢えず一緒に粘土細工をする。
彼女もそうだけれども、やはり島の人達は顔付きが我々と微妙に違う気がする。どこか力強い印象。

結局、島内を一周するくらいのつもりだったのが陶芸体験だけで予定時間を消化してしまう。
先程のお婆さんを相手に焼きとその後の郵送の手続をしてホテルに戻る。

部屋の鍵をフロントに預けず持ってきてしまっていたことにホテルの駐車場で気付くが、他の皆は既に1回目のダイビングから戻ってきており後の祭。謝罪。

少し休んでから、今度は3人で予約しておいたゴルフのショートコースへ。普段の自分からは考えられないくらい行動的。
しかし、3人ともどこに出しても恥ずかしくないくらいの初心者で、あらぬ方向に球を飛ばしては大笑いし、30cm程度の距離を3パットしてはまた大笑いしたりする。そのうちに後続のお客さんにも追い抜かれ、結局4ホール回ったところで営業時間終了。
今日はこんなのばっかり。

ホテルに戻り、皆で夕食を食べるべく今晩も茶花へ。「地中海」という店へ。やはり海産物がおいしい。もずくを食べて、それがとてもおいしいものだということを思い出す。

その後、昨日行ってすっかり気に入った「かりゆし」に二部の演奏を観る為に向かう。
最初のうちこそは昨日に比べて客席はややおとなしいけれども、結局最後の「オブラディ・オブラダ」の与論方言によるカバーから「ハイサイおじさん」あたりで私達も含めて客席は総立ちになる。とても楽しい。
最後にバンドのメンバーのかたと写真を撮らせていただく。

ホテルに戻り、浜辺で満天の星を少し眺めてから寝る。
[本日の脳内音楽]
無し

2001年9月14日 (金)
干潮時にだけ沖合に姿を現す島「百合が浜」に行く。

レンタカーを借りて向かうが、誰も地図を持ってきていない。苦笑。道路の所々にある道標を頼りになんとなく進む。
途中で迷い込んだ浜で土産物売りの女性達に捕まる。そこで「今日は小潮なので百合が浜は完全には現れない」という情報を得るが、取り敢えず向かってみる。
渡れることは渡れたけれども普通の浅瀬と同じで少し残念。ただ、渡してもらう途中で船が珊瑚の上を通り、覗き窓になっている船底から魚の泳ぐ海中を見ることができ、それが楽しい。

少し不完全燃焼だったので他に面白そうな海岸を探して車で動き回るが適当なところは見付からず。昼食を取り買い物をしてホテルに戻りプライベートビーチで遊ぶ。

夜は昨日行けなかった民謡酒場「かりゆし」へ。こじんまりしたステージとPA無しの演奏を勝手に想像していたのだけれども、店内にはしっかりしたステージにマイク、アンプ、スピーカー等がセットしてあり、ちょっとしたライブハウスのよう。
出演は「かりゆしバンド」でドラム、ベース、キーボード、唄と太鼓、唄と三線の5人編成。唄と太鼓を担当されている女性の声がとても素敵で、お囃子というか合の手の掛け声が可愛い。
演奏が始まると既に程良く酒が入っている客席は一気に盛り上がる。手拍子やお囃子は当然のことで、賑やかな楽曲になるとお客さんがどんどんステージ前で踊り始める。そして私達も地元のお客さんに引っ張って連れて行かれ踊るというか踊らされる。
昔ながらの民謡から「花」や「島唄」まで様々なレパートリーが披露されるが、とにかく客席の盛り上がりかたがすごく、ハイテンションで楽しめる。
演奏は二部構成で、私達は一部を観て店を出る。

近くのラーメン屋に寄って食事し、ホテルへ戻る。
テレビは夜遅くなるとずっとアメリカのテロのニュースを流しており、電源を入れると追悼ミサの様子が映し出される。宗教で受けた傷は宗教で癒やす、ということか。

ケイくん、アイくん、ティーさんと麻雀を半荘やって寝る。
[本日の脳内音楽]
東京タワーの歌(寒空はだか)

2001年9月13日 (木)
今日から四日間、同僚ケイくん、アイくん、ケイさん、ビーさん、エムさん、ティーさんと与論島へ旅行。

朝は寝坊せず、遅刻もせず時間通りに羽田空港に集合。
しかし、アメリカのテロの影響か機体のチェックに手間取り出発が遅れてしまう。まあ沖縄行きだしなあ。
飛行場は恐れていた程揺れず、無事に那覇空港で乗り換えて与論島に到着する。

宿泊するホテル「プリシアリゾート」で取り敢えず食事し、プライベートビーチで遊ぶ。心配していた天気も持ち直す。

夜は茶花という市街地で食事することにし、ホテルから歩いてみる。やはり本土とは雰囲気が違う。与論は県としては鹿児島だけれども、文化圏としてはほぼ沖縄のようだ。
少し歩くと市街に着く。行ってみたいと思っていた民謡酒場「かりゆし」はお休み。他の店をあたり「海将」という店に決定。
魚がおいしい。ゴーヤチャンプルーやソーミンチャンプルー等の料理もおいしい。飲み物、特にジュース類はとてもケミカルな味で笑う。

夜、ケイくん、アイくん、エムさんと麻雀を半荘やって寝る。
[本日の脳内音楽]
東京タワーの歌(寒空はだか)

2001年9月12日 (水)
アメリカのテロに関しては情報が錯綜している。死亡されたかたの人数も千人強から一万人以上と幅がある。余りの事態に正確な情報をまとめている余裕すら無いということか。
それにしても民間機を乗っ取り経済と軍事の中枢に突っ込ませるとは。B級アクション映画の脚本のようなことを実際にやってのける力の存在を思い憂鬱になる。

きっともう皆、この事件に「あのへん」が絡んでいるということに疑いを抱いてはいないと思う。
最近は宗教の持つ力の負の面ばかりが意識させられる。嫌な世の中とか嫌な時代とかいう言いかたは嫌いなのだけれども、つまりそういうことなのだろう。

帰宅すると、先日のさねよしさんバースデイライブの際に予約した久下恵生さんのアルバム「KUGE」が届いている。
添えられた「CD 買ってくれて ありがとう」という(普通のコピー用紙に)直筆のメッセージを見てアルバムを聴くと少し楽しくなったので、明日に備えて寝る。
[本日の脳内音楽]
無し

2001年9月11日 (火)
台風通過。
昼食を食べている時の外の景色は面白かった。

矢野真紀さんが出演されるライブイベントの招待券を友人エムが抽選で手に入れる。2人まで入場可能ということなので同行させてもらうことにして会場の渋谷ON AIR EASTに向かう。
今回のイベントの出演は他にF.O.H.というR&B(本人達談)を唄う男性3人組と浜崎貴司さん。

最初の演奏はF.O.H.だけれども特にコメントは無し。

次が矢野さんの演奏。私は以前にワンマンライブのチケットを購入しながら仕事で行けなかったことがあるので、今回が矢野さんのライブ初体験。
彼女の歌の持つ力はすごい。ものすごく歌唱力があるとかステージパフォーマンスに長けているという訳ではないのだけれども、目を閉じて絞り出すように唄う様子と稚拙とも言えるMCは不思議に力強い。一昔前なら巫女さんや霊媒師といった職業に付くタイプなのだろうか。

最後の浜崎さんの演奏にはとにかく圧倒される。
元々浜崎さんの歌のうまさは文句の付けようが無いくらいだけれども、バックバンドもそれに負けず劣らず素晴らしい。
はっきり言って個人的に楽曲そのものにはそれほど魅力を感じないのだけれども、それを補って余りある全体の演奏力は凄まじい。強力なグルーヴ。

帰りにゆうじに寄り、エムと色々な話をしながら肉をたくさん食べる。

ぎりぎり終電で帰宅。平和な一日でした。
と、就寝前にWebサイトを見て回っているとアメリカで大変なことが起きている。これは本土空襲そのものじゃないか!
朝までずっと情報収集を続けたい気持ちをおさえて取り敢えず寝る。
[本日の脳内音楽]
強く儚いもの(Cocco)

2001年9月10日 (月)
台風接近中。

会社帰りに同僚ケイさん、ビーさん、エムさんと買い物に行く。
店に居る間、すごく眠いと思っていたら久し振りに低血糖症を起こしていることに気付く。取り敢えず食事をする為に1人で店を出るけれども、悠長に食事するところを選んでいるうちにどんどん血糖値が下がってきて手先が震え出す。
慌ててコンビニでチョコレート等の糖分が多そうな菓子類を購入し、コンビニを出てその場でむにむに食べる。キャバクラの客引きのお姉さんに妙な目で眺められる。
ああ危なかった。
[本日の脳内音楽]
SING A SONG 〜NO MUSIC, NO LIFE〜(Cocco)

2001年9月9日 (日)
昼間は会社。仕事ではなく。
夕方、ビッグアートへ行き少し作業する。

その後、友人ケイさんと食事。
店を決めかねて歩き回り、元々遅い時間だったのだけれども更に遅くなる。
結局、適当な寿司屋に入る。そこそこおいしく、コストパフォーマンスも良い店。
その後、モスバーガーに寄り甘いものなども食べる。だらだらと話をして楽しい。
[本日の脳内音楽]
カウントダウン(Cocco)/バレンタインデイ・キッス(国生さゆりとおニャン娘クラブ)
# 国生さゆり…。昨日うっかりカラオケで唄ったせいだな。良い楽曲だけれども。

2001年9月8日 (土)
蒸し暑い。

栗コーダーカルテットのミニライブを観に横浜美術館へ行く。
入口を入ってすぐのホールで殆ど生音で演奏されたのだけれども、大理石の床や壁、高い天井のおかげか程良い残響があり聴き易い。
久し振りにライブで聴くが栗Qはやはり良い。美術館という空間にもマッチしているように思う。

会場で合流した友人エム、ケイさんと一旦別れてちょうど開催されている「奈良美智展」を観る。
面白いけれども、想像していた以上でも以下でもない。観て回りながら「可愛い」を連発されている方々に閉口する。
5匹の犬が向かいあって輪になり涎のように水を流し続けるという立体作品があるが、良く観るとそれは目から流れ出しており、涎ではなく涙の表現らしい。
…涎のほうが良い気がする。余計なお世話だけれども。

再び二人と合流し食事した後、雨が降っている為自転車で来ているエムは帰宅。

YAMAHAサイオレントバイオリンを見たいというケイさんと楽器屋巡り。
面白い楽器を色々見るけれども、肝心のサイオレントバイオリンはオプションを色々揃えると結構高価な為、ケイさんは保留。

ケイさんに教えてもらい、東急ハンズでSamsonite謹製のフィリップ・スタルクデザインバッグを見る。
ジッパーの開閉し難さが気になるけれども、さすがに良い製品で少し迷う。危ない。

スターバックスで一息ついているとエムから夕食の誘いがあり、納車されたばかりのエムの「LUPO」で山下公園傍のハンバーグがおいしいという店へ。
LUPOはさすがワーゲンといった感じの良くできた車だ。インテリアのディテールや統一感などはさすが。

食後、カラオケに行き、2時間程歌ってからエムに送ってもらい帰宅。
[本日の脳内音楽]
水鏡(Cocco)

2001年9月7日 (金)
自宅から最寄り駅までの道中に「元新聞販売店だった喫茶店兼雑貨屋」という少し不思議な店舗がある。
元新聞販売店という名残か、その店舗の入口上部にはニュース速報が流れる電光掲示板があり、24時間点灯しているというのも不思議。
今朝もその店舗の前を通り、視界の端に入る電光掲示板を見ていてふと、そこに流れているニュースがある日を境に更新されなくなっており、毎日同じニュースが繰り返されていることに気付く。
曰く「…は手錠をされており、大阪の中一生と判明…」。
曰く「…の将棋倒し事件で警察は主催者側に事情を…」。
別に良いのだけれどもなんかちょっと嫌。
[本日の脳内音楽]
十四才(ハイロウズ)/カウントダウン(Cocco)/普通の恋(SPANK HAPPY)

2001年9月6日 (木)
寝坊。
仕事も暇なので会社を休むことにする。

横浜をぶらぶらしてみる。
VIVREの8階にある楽器屋でテューフルというメーカーの「birdfish」というエレクトリックギターを見付ける。すごく奇妙なかたち。格好良いという訳ではないのだけれども気になる。

HMVCocco「お楽しみ秘蔵ビデオ+全シングルクリップ=計16曲集」購入。DVDプレイヤーも持っていないのに。
で、ビッグアートに持って行き鑑賞。
やっぱりCoccoさんは凄い。また演ってくれないものか。
マッサージに寄って帰宅。
[本日の脳内音楽]
無し

2001年9月5日 (水)
友人エムから「新しいAIBOが発表されている」旨のメールが来る。早速サイトを見る。
…これはAIBOという名前じゃないほうが良いと思う。若野桂さんですか。

会社帰りにTSUTAYAでCocco「ベスト+裏ベスト+未発表曲集」を購入。

ビッグアートに寄ると友人アイとワイがいる。
アイがフレッツISDNの設定をしているのをワイと傍で見ていたり、3人で馬鹿話をしたりしていると0:00になる。
帰宅。
[本日の脳内音楽]
I'm gonna miss you (Oh! Penelope)/Dance Craze (BOφWY)

2001年9月4日 (火)
特に記す程のことは何も無い日。
強いて言えば「U.M.A.」という造語の発明者がさねよしいさ子さんの実父、実吉達郎さんだということをモノマガジンの記事で知ったことくらいのものだ。
[本日の脳内音楽]
コヨーテ(平沢進)/いつも何度でも(木村弓)
同僚ケイさんの着メロが…。

2001年9月3日 (月)
会社を早く出て映画「テルミン」を観る為に恵比寿に向かう。
ガーデンプレイスに着いてからガーデンシネマの入口を見付けられず迷うけれどもなんとか間に合う。
映画は普通のドキュメンタリーで、テルミンそのものに興味が有ればとても面白く、興味が無ければまったく面白くない内容。つまり私には大変面白い。
写真でしか見たことの無かったテルミン博士の色男振りも映像で見ることができ、ムーグ博士のテルミンに対する思い入れの強さもその語り口からダイナミックに伝わる。興味深い映画だと思う。

夕食は回転寿司を食べる。
私の隣席では紅毛碧眼の男性が器用に箸を使いながら「こはだと蛸をください。あと、今日は味噌汁なんですか?」と板前さんに声を掛ける。
「はい、こはだと蛸ねー。椀は鯛のアラが入った奴。」と答える板前さんはそのイントネーションで初めて日本人ではないと判る。
ちょっとシュール。
[本日の脳内音楽]
乙女の憂鬱(デラ☆センチメンタル)/竜宮の使い(元ちとせ)

2001年9月2日 (日)
昼過ぎに起き出し、雑用を済ませて出かける。髪を切ってぶらぶらしてからビッグアートへ。
一昨日に買ったジェットモグラのプラモを組み立てようとしてモーターが別売だということに気付き、近所の模型店へ買いに行く。
そのまま深夜まで組み立て、タクシーで帰宅。我乍ら馬鹿だと思う。
[本日の脳内音楽]
無し

2001年9月1日 (土)
横浜イースタン・ラリアート初日。
昼過ぎにビッグアートへ行くとまだ準備中な感じ。
ちょっと作業してうだうだしてからさねよしいさ子さんのバースデイライブを観る為に友人エムと吉祥寺Star Pine's Cafeへ向かう。諸事情により急遽友人ワイも同行する。
会場で同僚ケイさん、友人ケイさんと合流。

ライブはやはり素晴らしい。
今回はバースデイライブという企画なのでゲストが多く賑やかで楽しい。司会を担当される寒空はだかさんも面白く、見事な進行だ。
久し振りに「Come Again」が聴けたのも嬉しい。

帰りに鳥良で食事。

エムがビッグアートに電話すると歓談中ということなので行くことにする。
着いてみるとアイ、ワイ、稚内から出てきたばかりのワイ、ティーくん、エフさんという予想と少し違うメンバーが呑んでいる。
そのまま明け方まで話し込む。
[本日の脳内音楽]
Gold (さねよしいさ子)/めくれたオレンジ(東京スカパラダイスオーケストラ)

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