JUMEAUX OBSCENES Respect a SPANK HAPPY


フロイドと夜桜
 元々、アルバム『ヴァンドーム・ラ・シック・カイセキ』の為に作られた曲だったが、トータルして聴いて、アルバムのイメージが拡散しないようにという音楽的配慮により「ehique/fetiche(エシック/フェティッシュ)」と共に外された(岩澤瞳嬢が引退した今、「ehique/fetiche」は永久に聴けない曲になったのだろうか)。発売は1月だったが、録音時期は勿論11月中である。

キーワード

 =フロイド。夢分析。
悪い人が好きなの
 ストレート過ぎて驚きました。
あいつの背中の刺青は
 菊地さんは、刺青に憧れている。『サウナと温泉が死ぬほど好きなので、背中一面に刺青を入れることが出来ない。首筋から踵まで、和彫りの竜が入れたくて入れたくてしょうがないのだが(和彫りの竜にラテン語で「ジャズ・ミュージックに忠誠を誓う」と書くのだ)20年以上ずっと我慢している。夏フェスなどで、上半身裸で DCPRGの指揮をしたりしたらなかなか良い眺めだと思うのだけれども。』(2004年3月8日の日記より)
カルマ
 カルマ(KARMA)。仏典などの漢訳では「業」と訳されているが、サンスクリット語から直訳すると「行為」、あるいは行為の結果として蓄積される「宿命」と訳すことができる。カルマの法則とは、「過去(世)においてなした行為は、良い行為にせよ、悪い行為にせよ、いずれ必ず自分に返ってくる」という因果応報の法則のことである。
 カルマには2種類あり、アカルマ(AKARMA)は、最終的に解脱へと導くカルマを指し、ヴィカルマ(VIKARMA)は、恐ろしい輪廻の世界、永遠と続く苦しみの世界に魂を縛りつけるカルマを指す。そして、その二つに共通して、大まかに4つの要素がある(更にその中にも細かい分類がある)。サンチッタ(Sanchita):過去世から集積されてきたカルマ。プララブダ(Prarabdha):サンチッタ・カルマのうち、今生で経験しなければならないカルマ。クリヤマナ(Kriyaman):今生のカルマ。アーガミ(Aagami):来世のカルマ 。
蓮の葉の上でお説教して
 『僕はこうして、いつでも誰かに叱られるのをずっと待ってるような、 まるでファザコンの女の子のような中年男である。』(「 美しい、間違った言葉を求めて。 或いは、間違った言葉に関する美しい言葉による議論の一例 」より)